高1・社会科フィールドワーク
冬期講座も終盤、高校1年V・Sコース生が社会のフィールドワークに出かけました。今回は宇治を訪れ、古代の信仰と文学、芸術に触れてきました。
宇治橋を渡り、貴族の別荘や寺院が集まった宇治へと歩みを進め、宇治川の塔の島では鵜飼の鵜にも出会えました。平等院鳳凰堂ではzoomを利用して教員の解説を聞きながら関心のままに自由に見て回りました。
宇治神社や宇治上神社も訪れ、茅の輪くぐりを体験したり今年一年の感謝を神様にお伝えしたりしました。生徒の感想には「宇治だけでも知らないことがたくさんあるとわかったので、自分が住んでいる伏見についても調べてみたいと思った」「鳳凰堂の2階に上がる階段がなく、極楽を表しているのが印象的だった。誰かが修復したり保存したりしているおかげで、文化が今に受け継がれていることを痛感した」「宇治上神社では仁徳天皇の話を聞いて、昔は今とは比べものにならないくらい儒教などの影響を受けているんだな、と思った」とあり、たくさんの気づきがあったようでした。