高2・社会フィールドワーク
冬期特別講座期間を利用して、高校2年生の世界史・日本史履修者は「本物を見て学ぼう」と校外に学びに出ました。
まずは世界史選択者からです。
神戸市立博物館で集合、「ボストン美術館の至宝展」を見学しました。世界史の文化史に登場するゴッホ、セザンヌ、モネなどの古今東西の名品を興味深く鑑賞しました。その後南京町に移動して散策・昼食。屋台の料理を思い思いに楽しみました。
昼からは日本最古の神戸ムスリムモスクに移動、内部を案内していただきました。積極的に質問をする生徒も多く、有意義な訪問となりました。
続いて日本史選択者です。最初に訪れたのは立命館大学国際平和ミュージアムです。ボランティアガイドの方の丁寧な説明を受けながら展示を見ていきました。戦争とは「人類の大きな過ちである」との認識を深めたようでした。午後からは龍安寺を訪れ、境内や石庭を見学しました。自分なりの枯山水の世界の解釈を楽しむ生徒もいました。
次は仁和寺に訪れました。龍安寺とは異なった、古代の面影を残す和様建築をみて、広々とした境内を思い思いに散策しました。最後に訪れたのは、双ヶ岡です。一の丘の頂上は古墳でもあり、太秦を開拓した古代の豪族秦氏について学びました。また、仁和寺境内を見下ろしつつ、兼好法師の『徒然草』の話に思いを巡らしたりもしました。