高校卒業式
2月29日(土)、沈丁花の香りがほのかに空気を染め、春の兆しを感じる善き日に多くの来賓の皆様のご臨席を賜り、2019年度高等学校卒業式を挙行しました。
新型コロナウィルス感染への対応のため、116期生卒業式は、規模を縮小し、かつ時間を短縮した形で実施することになりました。しかし、卒業生の門出を祝う気持ちに変わりはありません。
卒業生の出身中学や進学先などからも多くのご祝電もいただき、センターホールに掲示いたしました。定刻になり、生徒会の先導により卒業生の入場です。
351名の卒業生を代表して各クラスから1名が登壇し、校長から卒業証書が授与されました。
校長からは「利他の心を忘れずに」との式辞がありました。今回は来賓からのご祝辞はプリントにし、校長の式辞と共に参列いただいた皆様にお渡しいたしました。在校生の送辞では声を潤ませながら今まで背中を追いかけてきた卒業生への気持ちが述べられました。
令和元年度、そして新しい制服になって初めての卒業生です。共に学校生活を送った仲間、支えてくださった保護者、そして教職員への感謝の想いがあふれた答辞に、涙を拭う姿も見られました。そしていよいよ卒業生が学び舎を旅立ちます。壇上から担任団があたたかな拍手で見送りました。
在校生が作った花道を進む卒業生たち。教室では担任からそれぞれに卒業証書が手渡されました。
多くの保護者の皆様に見守られ、最後のホームルームでは高校生活を思い出し、胸いっぱいの様子を見せていました。
116期の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。個性豊かな、素直な皆さんをこれからも忘れません。ますますのご活躍とご多幸を心より願っています。