2017年度高校卒業式
春の嵐も明け方には去り、朝には鮮やかな虹が空に架かる中、ご来賓の皆様のご臨席を賜り3月1日(木)2017年度高校卒業式を挙行しました。
世界地図前には出身中学や関係各所からの祝電が掲示されていました。教室の黒板には生徒が書いたイラストもあり、卒業式を彩ります。
生徒会の先導で卒業生入場。厳粛な雰囲気の中、式が始まりました。担任に呼名され、一人ずつ大きな声で返事をしました。
クラス代表が登壇し、校長から卒業証書を授与されました。また、校内賞(皆勤賞)の表彰もありました。
厳しい社会情勢の中でも、京都橘で培った「知」「徳」「体」を発揮し、社会に貢献できるよう絶えず研鑽を積んで欲しい、との式辞が送られました。ご来賓を代表しての理事長からの祝辞を賜り、記念品贈呈。卒業生からは校内案内図、学校からは印鑑・証書ホルダーが贈られました。
在校生を代表し生徒会長の送辞に続き、卒業生代表の答辞。学校生活を振り返り、時に声が震える場面もありました。支えて貰った友人、家族、教職員への感謝、数えきれない思い出。今までの日々が胸をよぎりました。
唱歌斉唱、そして卒業生退場。壇上で一人ずつ担任からスズランの花を渡され、感極まり涙があふれます。
担任団とも握手を交わし、笑顔で学び舎をあとにします。3年間・6年間と楽しかったことばかりではありませんでした。しかし、頑張ってきてよかった、と思える瞬間です。
最後の卒業生を担任団が万感の思いで見送りました。
教室では担任から卒業証書が一人ずつ渡され、最後のホームルームが行われました。また、午後からは食堂にて父母の会主催のお別れ会が開かれました。
114期の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。素直で明るく前向きで、ずっと勇気を与えてくれました。ありがとう。これからも皆さんに「いい幸せ」が訪れるように心から祈念しています。